還暦~古希までにギターを攻略する

還暦までにギターを弾きこなす予定でしたが、古希までにはなんとか。

オルタネイトピッキングの攻略 ~ インサイドピッキング

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ここのところ機材のことばかり書いていたので、今回はギター練習のことです。

約1年半前に投稿した

guitholic.hatenablog.com

guitholic.hatenablog.com決してサボってる訳でもなく練習はしています。
まぁ、少しは良くなったかなとは思うのですが、攻略とは程遠いものです。
私は昭和の大体真ん中あたりの世代なので、とにかくやってれば何とかなる。
きつくても根性だ!と、何も考えずひたすら同じことを弾いてしまう悪い癖があります。

下の動画では分かりづらいと思いますが、Dicipline にしろ Child in Timeの3連にしろ、ミスが出ているのは

drive.google.com

インサイドピッキング
の時が多い。

Child in Timeの3連では赤丸のインサイドのところ

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Disiplineでもやはりインサイドのところで引っかかる

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今までは右手の動きが悪いんだろうなと漠然と思ってて、どう動きが悪いとか細かく追及することなく、右手を鍛えるしかないと思いただただ弾いていただけなので、それでは効率が悪いというか上手くなりません。

元々は、Child ~の3連をとにかく練習して克服することで、オルタネイトピッキングが攻略出来るのではないかという考えでしたが、インサイドピッキングに原因があることが分かりましたので、まずはインサイドピッキングを攻略することにしました。

そこでインサイドピッキングの強化として思いついたのが、King Crimsonのライブインジャパンのビデオでロバート・フリップが楽屋で弾いていたフレーズです。

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テンポは120にしていますが、練習の時は100くらいに設定して確実に弾くようにしています。

このフレーズはダウンピッキングからスタートすると、ずっとインサイドピッキングで弾くことになるので、十分に鍛えることが出来ると思います。
もちろんアップからスタートすればアウトサイドピッキングになって、これもなかなか手強いです。
またインサイドピッキングだけではなく、左手の薬指と小指の分離にも良い感じなので、効率的なエクササイズだと思います。


タブ譜は、五線譜上の音と実際の音が1オクターブ違うかもしれませんが、そこはご了承ください。


NEUMANN KH80 DSP + MA 1 到着とレビュー 1

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注文していたKH80 DSPとMA1が到着しました。
4インチのスピーカーなので1つ1つはそれほど大きな箱ではありませんし重くもありませんが、届いた時は140サイズの箱1つで届いたので、注文間違えた?と戸惑うくらいのインパクトはありました。

アナログインがXLRなのは普通ですが、電源ケーブルがこういった音響機器には珍しいメガネ型で、安いDVDレコーダーみたいな華奢なものです。尤もこれが音質にどう拘わるのかは知りません。

しばらくは音質補正せず聴くことにしました。
補正をしなくても、このスイッチで設置状態を選択することで、音の出方が変わってくるようです。現在は小型の机に置いているのでSmall Deskを選びました。

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Amazon Musicで、いつものプレイリストを鳴らしてみます。

MENUET IIがかなり良い音というか、自分好みの音で鳴っていただけに、あまり期待しないようにして、例えイマイチだなと感じても、それはモニタースピーカーだから仕方ないと自分に言い聞かせようと思っていました。

音を出した瞬間、あれ? なんかいつもと違う。
そして曲を聴いているうちに自然と鳥肌が立っていました。
鳥肌っていうと、感動してという風に取られがちですが、感動というのではなく良い意味の気持ち悪さから来る鳥肌でした。

今まで聴いていた音は、良く出来た家の外観を「良い家だなー」と眺めていたもので、
KH80 DSPで聴く音は、家の設計図を渡され、家の内部や周りからだけでなく、上からも下からも見ているような感じです。

音がいいとか悪いとか、高音がキツイとか低音が足りないとか、そんな感覚的な事では言い表せない音だったんです。

二つのスピーカーの間にX軸、Y軸、Z軸がきちんとあって、音がどの座標から、どの音量で、どの〇〇・・・といった、それぞれの音が持っているプロファイルを渡され、それを見ながら聴いているような感覚。

あらゆる音にスポットライトが当たっているんです。
所謂これがモニタースピーカーの音なのかなと。

今までオーディオのスピーカーは、ヴィンテージから割と高額なものも聴きましたが、こんな感覚は初めてです。唯一、きちんと調整されたDynaudioのシステムを聴いた時に、目の前に広がるスクリーン的な音というのは体験しましたが、それともまた違う。

KH80のレビューで、こういった感覚を書いている方がおられないので、私が今までちゃんとしたモニタースピーカーの音を聴いたことがなかったのが良く分かりました。普通、皆さんはモニタースピーカーの音と言えば、こういった音を聴いていたんですね。

こんな風に書いてしまうと、よく言う「モニタースピーカーの音は面白くない」みたいな感じに受け取られるでしょうが、確かにオーディオファンが聴くなら、情報量が多すぎてどれに集中すればよいのか分からないと思われるだろうし、メイン以外は多少ボケてくれたくらいが良いと思われるかもしれません。

でも、私はこのKH80 DSPで聴く音楽が楽しくて仕方ないのです。
音が良いとか悪いとかそんな言葉が出ない音なんです。
「KH80って音いいですか?」と尋ねられたら、答えに困ってしまう。
逆に「いい音ってなんですか?」 と尋ねたいくらい。

しかも今の段階では、MA1による補正は行っていない
これで補正をやったら、どうなってしまうんだと。
もう期待というか、期待。そして期待。

Dの音付近 140Hz前後か280Hz前後くらいに多少ピークが感じられますので
補正すれば更に良くなるのでは?とは思っていますが、そんなん関係なく楽しい。


15万程度のスピーカーで、「楽しくて仕方ない?」「いい音ってなんですか?」
チャンチャラ可笑しいわと思われるでしょう。
歳も歳なので上には上があるのは重々理解してますが、でも、私はそんな高額のスピーカーの音を聴いたことがないので、今はこれしか言いようがないんです。

いやー、ホント楽しくて仕方ない。

何より、KH80を勧めてくれた、あさひ太郎さんに感謝です。



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モニタースピーカー選びに悩む  救世主現る

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NEUMANN KH80 DSP + MA1にするか、Focal Shape 40 + SoundID Referenceにするか、本当に悩みに悩んで決めきれません。

guitholic.hatenablog.comただ、55:45で心の中はFocalに傾いているところはあります。
音質やデザインもですが汎用性があるので失敗しても潰しが利くかなと思うのと、やはり価格的なことでShape40は何故か特価品が多く出回ってたりするんですよね。

そこで実際に使っている方から、KH80のネガティヴな意見を聞けたら諦めもつくんじゃないかと思い、ネット検索している中で、一番KH80 DSPについて丁寧にレビューされている方を見つけました。
ameblo.jpブログを書かれている、あさひ太郎さんはKH80 DSPに限らず、プラグインや機材などここが知りたいと思うようなところを見せてくれているので「この人ならKH80 DSPのイマイチなところを分かってるはず」と思って、質問することにしました。
幸いAmebaブログには「メッセージを送る」というのがあって、但しメッセージを送るにはAmebaブログのIDを取得しないといけないので、IDを取得して質問してみました。

「KH80 DSPで気に入らないところや後悔したところがあったら教えてください」


いや、もちろんもう少し丁寧には書きましたが、突然メッセージで気に入らないところを教えろって来たら、まぁ放置しますよね。それが当然だと思います。

ところがこのあさひ太郎さん
ものすごく丁寧に、しかも分かりやすく説明してくださいました。
いや説明というよりはKH80 DSP +MA1の良さについて教えてくださいました。
今時、保険のセールスレディだってこんなに丁寧に教えてくれませんよ。どこぞのサポートにあさひ太郎さんの爪の垢の垢の垢を煎じて飲ませたい。

ただ良いところだけでなく悪いところもきちんと書かれていて、ああ、なんかKH80 DSPっていいかも?

その後、あさひ太郎さんとはメッセージのやり取りが何度かあって、「とりあえずSoundIDだけ買ってMENUETを補正してみて良かったら、そのままMENUET使うのもありですよ」とのアドバイスもいただき、MENUETの補正も考えてはみましたが、どうやら最初のメッセージの返信を読んだ時から、自分の中では既にKH80  DSPに決めてたような気がします。
それくらい熱い気持ちが伝わって来たんです。
「見ず知らずのヤツに、こんなに親切にしてくれる人が使ってるなら間違いない」
もし、あさひ太郎さんがゼンハイザーの人なら、完全に策略にハマっているとしか言えないのですが、そうではないですし、案件まみれのユーチューバーやブロガーが言ってる訳ではありませんからね。

その夜、すぐにKH80+MA1を注文しました。

迷えるもうすぐ還暦のじじぃの前に、あさひ太郎さんという救世主が現れ
悩んでいたモニタースピーカー選びを解決してくれました。
もう感謝しかありません。

KH80を諦めるためにメッセージを送ったのに、結局KH80に決めることになったこと。

これがどういう結果になるのか楽しみで仕方ありません。


・あさひ太郎さんのブログ

ameblo.jp

dtm-asahi.localinfo.jp


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モニタースピーカー選びに悩んで NEUMANN KH80 DSP or Focal Shape 40

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まずは9機種の中からモニタースピーカーを選ぶことにしました。

スピーカーを選ぶ上で何に重点を置くかと考えた時に、自分の場合は部屋の音響補正でした。

部屋の音響補正をするには、モニタースピーカー自体がそういった機能を持ったものを使うか、IK Multimedia社のARCやSonarworks社のSoundID Referenceといった音響補正ソフトを使うかです。

それぞれメリット・デメリットはありますが、スピーカー自体に機能がある場合は専用設計であることが大きなメリットに思えます。それに一度設定すればその音響補正はスピーカー内に保持されるのもいいです。デメリットはその専用設計であることです。そのスピーカーか、そのメーカーのスピーカーにしか使えない(たぶん)。

逆に音響補正ソフトを使うメリットは、どんなスピーカーにも使える汎用性と機能の豊富さでしょうか。デメリットはDAWもしくはPCに常駐させないと補正できないことです。ただ、PCを起動させないままモニタースピーカーを使うことはあまり考えられないので、そこは気にしなくても良いかなと思います。

ということで、音響補正機能の有無で1つずつを選びました。

・NEUMANN KH80 DSP + MA1

KH80は第一印象で音が好きだったのと、バランスが良くて中高域が綺麗だったからです。
IK Multimedia iLoud MTM、Genelec 8320 GLM Studioは両方とも良いとは思ったのですが(特にiLoud MTMは価格的にも)、どうしても中低域の音で気になるところがありました。

・Focal Shape 40 + SoundID Reference

Focal Shape シリーズは色々聴いた中で少し音の傾向が他のスピーカーとは違っていて、それが魅力的に感じたのと、やはりデザインでしょうか。大きさと、先に決めたKH80が4インチだったので、それに合わせて40にしました。
そして音響補正のソフトは比較した結果、SonarworksのSoundID Referenceにすることにしました。

ただ、2つに絞ったもののどちらかに選べないのは、
借りていたSC203からDALI ROYAL MENUET IIに変えて音を出した瞬間に
「なんて音楽的な音なんだ」と思ったからなんです。

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別室で聴いていたMENUET IIは比較するものがないから、いつもの音だったのですが、自室でSC203と同じ位置に設置して音を出すと「あーこんなに違うんだ」というのが分かって実に自分好みの良い音で、ずっと聴いていたいと思わせる音だったのです。

「やっぱモニタースピーカー然りとした音は面白くない?」
現状、音楽を聴くことがメインで、録音やDTMは全くやっていない状態なので、スピーカーから流れてくる音がつまらなかったらイヤだ。

それなら、Focal Shape 40 + SoundID Referenceを購入すれば、最悪Shape 40の音が気に入らなくても、SoundIDでMENUET IIを補正すれば、好きなスピーカーの音を更に良く出来るのでは? Shape 40が良ければ、MENUETも補正出来て一石二鳥だし、コレが最適解でしょう。

でも、なんかKH80 DSPって自分の本能を呼ぶっていうか・・・。
ペットショップに行った時に「僕を連れて帰って」って言われた経験ありますよね?
あれなんですよ。

困りました、決めきれません。


続きはこちらです ↓

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DTM用モニタースピーカー選びに悩む

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オーディオインターフェイス選びの流れで、次はモニタースピーカー選びです。
昔は割とちゃんとしたモニタースピーカーを使ったりしたのですが、ギターから離れ特にDTMから離れたら、PCからはとりあえず音が聞こえればいい的な感覚だったので、家に転がっていたミニコンポに繋いだり、オーディオ用スピーカーを使ったりしていて、割と最近ではJBL PebblesとかCreative Pebbleとか使ってたのですが、友人が「ギターを攻略する」とか言ってこのザマはなんや? ということで、EVE AUDIO SC203という可愛いモニタースピーカーを貸してくれました。

しばらく使わせてもらってたのですが、ずっと借りている訳にもいかないので返却して、新しくモニタースピーカーを買うことにしました。
次のスピーカーが届くまで、別室で使っていた DALI ROYAL MENUET IIというスピーカーを持ってきて、現在はPC用スピーカーとして使っています。


モニタースピーカーを購入するにあたり、6畳ちょっとの部屋で使うので、あまり大きなものは置けないということで5インチ程度、予算としてはペアで5万円~10万円くらいを基本として、ネットから情報を集めいくつかの候補をピックアップしました。

YAMAHA MSP5 STUDIO

どのサイトを見ても業者・ユーザーを問わず「おすすめ」されています。
大きさも 179Wx279Hx208D mm 重量:7.9 kg と机上に設置するならギリギリな感じでしょうか。

Youtubeで音を聴く限り、可もなく不可もなくですが使っているユーザーが多いことと価格的に買いやすいので失敗することはない気がします。

YAMAHA HS5

これも定番のようで、現在ではMSP5よりもHS5を薦める方も多いような?
大きさは170W×285H×222D mmとMSP5より少しだけ大きいでしょうか。
音を聴いた時に、昔使っていたNS-10Mを思い出しました。

こちらはMPS5よりもっと価格的に買いやすいのですが、肝心の音がちょっと自分には合わないかなという気がします。でも安価なのはいいです。

 

 

iLoud MTM

これは本体で部屋の特性に合わせた音響補正がスピーカー単体で出来るというので大変興味があります。
私の部屋は吸音を施したりしておらず定在波もあると思うし、スピーカー周りが左右対称ではないので、音場補正は必要だろうと思っていました。
「もう大型スピーカーに戻ることはできないでしょう。」というキャッチフレーズがサイトに掲載されていて惹かれます。

価格と機能と大きさを考えると十分に魅力的な製品です。


 

 

Genelec 8010A または G One

Genelecこそ標準かもしれません。スタジオでもGenelecを置いているところが多いです。

大変コンパクトで、音を聴いた感じレンジ感もパワー感もあり大きさからは想像が出来ない音が出ていました。
Gシリーズはホームオーディオとしての使用が考えられていて、入力端子が8000シリーズはXLR、GシリーズはRCAになってるようで、それ以外にもちょこちょこ違ってるところがあります。


www.youtube.com

Genelec 8020DPM または G Two

8010のユニットを大きくしたことで、やはり少しのことでも余裕が生まれる感じがします。
あくまでも動画での音なので実際は分かりませんが比較してみた感じ、どうせ買うなら8020の方が良いかなと思います。
G Twoにはカラーバリエーションが追加されて上の画像にあるような色が選べるようなので、G Twoにするのもありかもです。


 

Tannoy Gold 5

Tannoyと聞くとどうしてもオーディオ用の印象が強く、昔、オートグラフの音をオーディオショップで一度だけ聴いたことがありますが、その音は全く記憶にありません。

Gold5は数年前に高音質と話題になって爆売れして品切れになった記憶があります。。
自分も一時期、リスニング用として欲しかったのですが、結局手に入らずでした。
183 x 294 x 252mm 5.8kgとやや大きくなります。MSP5と比べて奥行きが5cm長いので圧迫感はあるでしょう。。

音質は悪くない気がしますが、モニターとしてはどうでしょうか。

 

Focal Shape 40 または 50

Focalもオーディオ用という印象でした。あらモニタースピーカーも出してたのねみたいな。

これはサウンドハウスの音質比較で聴いた時に、良いと思ったのがこれでした。
自分の耳の好みに合ったようです。デザインとしては好みが別れるかもしれませんが、
モニターらしくないので個人的には好きです。

40:161 X 257 X 200 mm 5kg / 50:191 X 312 X 242 mm 6.5kg

サイズ的には40、低音を考えると50でしょうか。でも50はちょっと大きいです。

NEUMANN KH80 DSP

全くノーマークだったのですがモニタースピーカーについて調べているうちに、ちょいちょいKH80、KH120という名前が挙がって来て興味を持ちました。
というのも、こちらもMA1というマイクで音響補正が可能ということで、サイズも154 X 233 X 194 mmとコンパクトで、音質も動画で聴く限り好印象です。これもGenelecと同様に音響補正のMA1は別途購入が必要です。Monitor Alignment Kit 2 EUというスピーカーとマイクがセットになったのを買えば良いようです。

ADAM Audio A5X

ADAMも評判良いです。どちらかというと低音ズンズン系の支持が多い気がします。
Focalとは違い見た目もズンズンです。
音を聴いた限りは高域がくっきりして低域もちゃんと聴こえ、これは良いかもしれません。
サイズも170 X 280 X 220mm なのでまぁ大丈夫かなと。

ただどこも在庫なしで、販売されているのかも分かりません。上位機種のA7Xはとても評判も良く、在庫もあるようで本来ならコレが本命なのかもしれませんが、6畳間にはちょっと大き過ぎるので購入に踏み切れません。




この10機種の中から候補を絞って選ぼうと思いますが、今の段階ではADAM A5Xの入手は困難なので、音が良さそうなだけに残念です。


田舎なので楽器店で直接音を聴くことは出来ませんし、楽器店に行ったとしてもモニタースピーカーを比較できるような店は無いので、ネットの情報だけで買うことになりますが、これはCharvel のギターを買った時も同じで、ギターを弾かずに買うことに比べれば、音の違いと使い勝手などを吟味すれば特に問題は無いと思います。
実際に聴けたとしても、自分の部屋で聴かないとそれ程参考にならないのかなと。そもそも出す音量も違いますし。


次回に続きます ↓

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MOTU M4 良いです。

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先日購入したオーディオインターフェイス MOTU M4 を約2週間使用してのレビューです。
もう2年以上前の機種なので今更ですし、色々な方のきちんとしたレビューは既に沢山あるのですが、実際に使ってみて「期待通り」「予想外」などありましたので、とりあえず書いておこうかと思います。

 

□外観
実寸で21cm x 12cm x 5cmとコンパクトです。特に後ろ側はケーブルを挿すので、どうしても奥行が大きいと設置場所が制限されるため、奥行が12cmというのは良いですね。

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このLINE INを目当てに買ったようなものです。
とは言っても、ちょっといいアンプシミュレーターを購入するまでは、殆ど利用することはないかもしれませんが、レコードやオープンリール(持ってないけど)やカセットデッキから昔の音源を録音したいと思った時に、やっぱLINE INがあると良いですからー、などと利用目的を探っている状況です。


□期待通りだったところ

音質が評判通り良い

これは一聴して分かりました。
まず感じたのは、ドラム(特にバスドラ)などのアタック系の音が違います。速いんです。なので音楽自体にメリハリ出てリズムが明確になるので聴いていて楽しいんです。
それは今、使っている YAMAHA AG06 と比較してではなく、iD22や今まで聴いたオーディオインターフェイス(といっても高価なものはありませんが)の中で音を聴いた瞬間に、速さを感じたものはありませんでした。M4を購入する前に、知人がほぼ同価格帯のオーディオインターフェイスを2つ貸してくれたのですが、その時も感じませんでしたので間違いはないと思います。

あとは皆さんがおっしゃるように音に奥行きがあり、分離感があって今まで聴こえなかった音が聴こえるというのもあります。それは恐らく音の速さも関係してるんじゃないかと想像しています。


メーターの視認性が良い

5点点滅式などではなくメーターが精細なので動きが綺麗で、入力レベルの設定もやり易いし、単に音楽を流している時でもなんか見てしまいます。
恥ずかしながら、昔のカーコンポでもスペクトラムアナライザーがビラビラ動いているヤツが好きで、カーコンポに限らずインパネもタコメーターはもちろん、電圧計、油圧計、ブースト計などいっぱい付いてるのが好きでしたので。

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前面操作

上に書いた視認性にも共通するのですが、やはり前面操作出来るのと、メーターがはっきり見えるのは良かったです。
といってもこれは単に設置場所の問題なので、VOLT476の上面操作が良い場合もあります。


シンプル

PC上でパッチやレベルなどを操作できるコントローラーアプリが無いということで、そこが少し不便なのかなと思っていましたが、自分の使い方は、MICインにギターを挿し、PC上でAmplitube5やBIAS FX2を使ってギターを弾いたり、録音したり程度なので複雑なことはしませんというか出来ません。
いや逆に今までギターを挿してAmplitubeとか使うと、上手く音が出なかったり音質が悪かったして、設定がなかなか思うように行かなかったのですが、M4は何もする必要がないので、ただギターの入力レベルさえ合わせれば、普通に音が出て録音出来て素晴らしい。

今までお前の使い方が悪かっただけだろうと言われればそれまでですが、シンプルが故になにも迷わず出来るのは嬉しい限りです。

まぁ、複雑なことをやろうとすると問題が発生するのかもですが。


ノートラブル

Windows PCとM4との相性問題が出たら面倒だなと思っていましたが、今のところ1度もフリーズしたり音が途切れたりノイズが入ったりといったことがありません。
使っているWindows ノートPCのCPUは AMD Ryzen7 4800Hで、Windows PC 特にAMDとの相性が今一つのような情報がありましたので心配ではありましたが、全くそんなことはなく極めて快適に使えています。
まだ、複雑なことをやっていないのと、デスクトップPC(intel)ではチェックしていないので問題は出るかもしれませんが、環境が整ったらチェックしてみます。

 

□予想外だったこと

ラインアウトの3-4が、入力3-4のモニターだったこと。
1-2、3-4と2系統のラインアウトがあるので、入力されたものは2系統同時に流れるものと思っていたら、3-4のラインインに入力されたものだけが、3-4のラインアウトから出力されるものでした。
これはちょっと予想外で、モニタースピーカーとオーディオ用のスピーカーで聴き比べたいと思っていたので、残念だなーと思っていたのですが、モニターアウトのTRS/TSとRCAから両方出ていたので、結局問題無しということになりました。


パッチングやレベルなどのミキシング可能なアプリがない。
これは予想外ではなく、分かっていたことではありますが、今まで使っていたものはレベル調整などアプリ上から行えたので、少し不便さを感じます。

ということで、殆ど良いことしか書いていませんが、価格から考えると何も文句はありません。
何かを買って不満が無いというのは、そうそうあることではありませんし。

 


ただ
、オーディオインターフェイス選びで参考にした、和田貴史さんの動画を見た時


www.youtube.com

 

この動画の中ではM4の上位互換?であるMOTU UltraLite mk5の音より、私はRME UCXの方が絶対好きって感じました。
もちろんUltralite mk5と価格差はありますが、現実的に自分が購入できるインターフェイスとしては、RMEのUCX IIくらいが限界そうなので、そういったものをゲットすれば、私的にはもうそれ以上望むことはないのかなと思ったり。

それにしてもM4のコストパフォーマンスはいいです。


和田貴史さんが、MOTU M2の音質チェックもされていました ↓

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次にUltraLite mk5買いました

guitholic.hatenablog.com前回の話 ↓

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Positive Grid Spark MINI 登場 すべてのギターは歓迎します?

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今朝のPositive Gridからのメールに「Spark MINI」が掲載されていました。
「すべてのギターは歓迎します。」という翻訳はともかくとして、ここのところSparkの話題が多くて、実際大型化はあるのでは?思っていましたが、小型のSparkが発売されるようです。


www.youtube.com


www.youtube.com

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Spark40とサイズの比較ですが
 Spark 40 : 350 x 180 x 190 mm 5.2kg
 Spark MINI : 146.5 x 123 x 165 mm  1.5kg

かなり小さいですね。なので当たり前ですが軽いです。

それ以外、Spark40と大きく違うのは、サイズと上部パネルのコントロール類くらいで、あとはステレオスピーカーや、Bluetooth、アプリなどほぼ同様なようです。もちろんMINI専用のアンプ類やエフェクト類の違いなどはあるかもしれませんが。

それで小型化によるバッテリー駆動を可能にしたようです。
3時間充電で8時間使用可となっていますので、昨今流行りのキャンプなどアウトドアに最適かもしれません。ギター演奏だけではなくBluetoothスピーカーとして使えるので、これは使い方によっては大活躍しそうです。

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あとはフロントグリルのカラーバージョンがあったりとか(知らなかったのですがSpark40でもあるようです)、なかなか楽しそうです。

いやー、Spark40が黒なので、白のSpark MINI欲しいです。

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3月発売予定ということで楽しみですが、音を聴かないことには買うとは、なかなかですねー。
でも、きっと買ってしまうんだろうなー。

 

 

 

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