還暦~古希までにギターを攻略する

還暦までにギターを弾きこなす予定でしたが、古希までにはなんとか。

指をバタつかせないで弾く

f:id:Guitholic:20210724224235g:plain
一般的にギターを弾く時には、左手の指はバタつかせない方がいいと言われます。
それはギターの指板から出来るだけ指を浮かせないように弾くということなんですが、昔からこれがなかなか出来ません。
人差し指で1弦5フレットを押さえ、順に6,7,8フレットに人差し指、薬指、小指と押さえた状態で画像のTAB譜のように8,7,6,5と弾いていきます。

f:id:Guitholic:20210724223811j:plain

その時、各指は出来る限り弦から浮かさずに離し、最高で浮いても1㎝。理想は5㎜で弾きたいのですが、指を浮かせないように意識すると、薬指と中指のところ7フレット6フレットで音が詰まったようになるのです。要は薬指の反応が良くないのとあまり指が上に上がらないのが原因だと思います。それに伴って中指を離すのも遅くなって6フレット5フレットの時もタイミングが合わず音が詰まってしまいます。
指のバタつきを気にしなければ、なんていうことのないフレーズなので全く問題ないのですが、指の浮きを1㎝以内にしようとすると途端に難しくなって、どんなにゆっくり弾いてもスムーズに弾くことが出来ません。

guitholic.hatenablog.com随分前に、バッハのプレストがノーミスで弾けないっていうネタを書いたのですが、そんな話以前の問題で、単純に指を浮かさず8-7-6-5と弾くだけのことすら出来ないのが、もどかしいんです。

指のバタつきはそんなに気にしなくても良いと言う意見もありますし、実際プロのミュージシャンでも割とバタついている方も居ますので、ギターの上達にはそこまで関係しないのかもしれませんが、それはあくまで才能のあるミュージシャンだからで、自分としては、やはりバタつくと無駄な動きになると思うし、何より「指を浮かせない」という体の部位をコントロールすることが出来ないことがイヤなんです。それって結局、自分の思うように弾けないのと同じことですよね。

f:id:Guitholic:20210724223045j:plain

高校生の頃、ギターの上手な友人から「これ出来るか?」と、左手の小指を第2関節から曲げ、他の指は真っ直ぐのままの手を見せられて、

「そんなん簡単や」とやってみると、この画像のように薬指が釣られてしまい第1関節から曲がってしまいました。
「なーんや薬指が曲がっとるやん。そんなんじゃ指の分離が出来んやろうも」と言われました。

そもそも薬指に関係なく、小指の第2関節から曲げると第1関節も曲がってしまいます。その友人の小指は第1関節は真っ直ぐで綺麗なL字型になっていました。

出来る人から見れば、とっても簡単なことなのに、自分にとっては本当に難しくて何十年経っても出来ないんです。


続きます

guitholic.hatenablog.com