もうかなり前に購入したものなので、今更な感じはありますが、FLAMMAという中国のメーカーの製品で、低価格ながらなかなか良質なエフェクターを造っているメーカーだそうで、そこのFS06というコンパクトエフェクター型のプリアンプです。
購入のきっかけは、このYoutubeを見たからです。
他にもFlamma FS06を紹介している人は沢山居て、大体がプロモーションなので(要するに商品を送るから紹介してくれというヤツです)、まぁ、商品を悪く言う人は居ない訳ですが、その中でも特に山口和也さんはプレゼンがとてもお上手なので、まぁ、価格も1万円以下だし、ダメでもいいかと。それにSpark40の購入以来、少しデジタルに対して抵抗がなくなったというのもあります。
Youtubeの動画を見ても分かるのですが、やはりKemperなどと比べると音の煌びやかさとかピッキングの強弱に対する追従性などは負けています。
それを承知の上で、やっぱどんな音がするのか試したくなったのと、FS06にはキャビネットシミュレーターが入っていますので、オーディオインタフェースに直で繋いでラインの音がそこそこ使えるならプラグインのためにソフトを立ち上げなくてもいいし、
またキャビシミュをオフにしてSpark40に繋いで歪系エフェクターとして使うのも面白いかと思ったのです。
で、実際の音ですが、ラインの音はほぼYoutubeで聴いた音でした。Youtubeの動画はとても参考になると言えます。ですのでYoutubeの動画を見て聴いて、良いと感じたなら買いです。今ならAmazonで10% OFFクーポンが適用されるようですのでお得です。私が買った時は、中国発送で送料も別だったので、待たされるわ高いわでしたから。
また、FS06のキャビシミュをオフにしてSparak40に繋ぎ、歪系エフェクターとして使った場合ですが、これが相性が悪いのか、音がイマイチ良くないんですよね。元がアンプシミュレーターでエフェクターではないので当たり前といえば当たり前なのですが・・・。
そこでSpark40のアンプシミュレーターをオフ(ブラックアウト)にして、
FS06のキャビシミュをオンするといい感じになりました。
この状態だとSpark40のエフェクターも使えるのでエフェクターの無いFS06には好都合です。本来ならアンプのリターンに繋ぐのでしょうが、Spark40にはリターンが無いので仕方ないですね。
しかしながら、このFS06とSpark40の組み合わせはなかな良くて、パワードスピーカーに繋ぐにしろ、PCにラインで繋ぐにしろ空間系のエフェクターを使うとなると他にハードなりプラグインなりが必要になりますので、手軽に練習するにはFS06+Spark40で十分です。
またFS06には7つのモデリングがあるのですが、それぞれにはクリーンチャンネルとオーバードライブチャンネルがあるので、実質14種類のモデリングとも言え、クリーンチャンネルでバッキングを弾きつつ、ソロになったらブーストチャンネルがスイッチで使い分けられるのも便利です。但し、その切り替えは同じ系統のアンプモデリングになります。7つのモデリングの切り替えはSELECTボタンを押して切り替える必要があるので瞬時にという訳にはいきません。そこは残念なところです。
それならKemper買えやとか、そもそも練習用ならSpark40でも、なんでもええやろとか言われるとは思いますが、そこはまぁ。
guitholic.hatenablog.com
FS06の中でも、3: Coral Reef (Two Rock Coral)、5: Blue Eye 100 (Friedman BE-100)、7: HVE 5151 (EVH 5150)の3つのモデリングが気に入っていて、Two Rock Coralのモデリングは軽く歪ませた時が良いですね。BE-100もなかなかですし、EVH 5150は弾いてて気持ちい良いです。
いずれにしても1万円以下なので、文句は言えません。