到着したまま放置していましたが、やっと設置しました。
高さが変えられるK&Mのスタンドか、しっかりした創造小屋のスタンドか、で迷いましたが、創造小屋には1つ気になる事があったのと、K&Mはサウンドハウスの商品レビュー以外にレビューらしいものがなかったので、面白いかなと思ってK&Mにしてみました。
サウンドハウスのサイトでサイズは分かっていましたが、卓上のスタンドとはいえ梱包が個別ですし組み立て式ではないので、それなりの大きさ(120サイズ)の箱で届きました。
実際に開封してみると、思った以上にスタンド自体が大きくて、ズッシリきます。
5mmをちょい超える鉄板で作られていて、高さ調節部分はその鉄板同士が合わさるようになっているので、グラグラするようなことはなく、とても安定しています。
重さは実測で3.1kg、見た目以上の重量はあります。
心配だったスタンド自体の鳴きについても、天板にスピーカーを置いた状態では全く鳴きは感じられません。どこをデコピンをしても「クッ」って感じです。ちなみにいただき物のスタンドではスピーカーを置いた状態でも「カーン」って鳴いてました。
そしてK&M 26772で高さ調節以外で購入の決め手となったのが、この足の角度でした。
リスニング位置からして、どうしてもスピーカーの内振りが必要になります。
K&Mのスタンドは、この形状から机の端のラインにピッタリ合わせると、丁度いい感じの内振りになります。
創造小屋のスタンドで1つ気になる事というのは内振りの事でした。このようにスマートにはいかないだろうと。
ネジ1つでの高さ調整ですが、しっかりと固定出来ます。
1度調整すれば頻繁に高さを変えることはありませんが、簡単作業に越したことはありません。
それで肝心の音を出した感想ですが、思った以上に良くなった です。
MA 1を使って補正をしているので、そんなに変わらないだろうと思っていましたが、予想外に変化がありました。
もちろん良く聴かないと分からない微妙な部分ではあるのですが
具体的には、バスドラとベースの一体感とアタックの速い音の弾力感が以前より心地良くなってます。
スタンドを換えたことにより、低域の無駄な振動で鳴っていた部分が減少したからではと想像されます。
また中高域の音の変化や定位の変化は特に感じられないのですが、
トゥイーターと耳の高さを合わせられたことが精神衛生上とても良いです。
ということでK&M 26772の購入はとても満足できるものでした。
スタンドをくれた友人には本当に申し訳ないのですが、前のスタンドに戻す気には全くなれません。
そしてサウンドハウスの商品レビューの高評価は嘘ではなかったと言えます。
いずれにしても、スタンドを換えたのでMA 1による再補正の必要がありますが
スタンド変更前後のグラフで全く変化を見るのがとても楽しみです。
もしかしたらグラフ上は全く変化が無いのに「良くなった」と喜んでいるのかもしれません。
実はそれを一番楽しみにしています。