買ってよかった 2022年 でKH80のことに触れて以来ですが、
部屋の配置換えをしたことと、1週間程前にNEUMANNからMA 1のソフトウェアバージョンアップのメールが届いていたこともあり、MA 1で改めて補正することにしました。
配置換えをしたのは昨年末で、かなり大幅に配置を変えたにも拘わらず、正直KH80の音で気になるようなところがなかった(それくらい違和感なかった)のと、補正するとなるとどうしても面倒に感じてしまって約7カ月間放置していました。
メールのリンク先からアプリをダウンロードして起動してみると、補正よりも先に本体のファームウェアのアップデートを行うか聞いてきました。
1.3.1→1.3.5へのバージョンアップが行われました。
ファームウェアのアップデートを終えると前回のように補正が始まります。
最初にやった時はマイクのレベル調整でかなり途惑いましたが、今回は3回目ということもあって全て順調にサクサクと終わりました。
全ての測定が終わり、配置換え後(補正前)のグラフです。(スタンドK&M 26772)
こちらは、以前に測定した配置換え前(補正前)のグラフです。(スタンドK&M 26772)
こうやってグラフを見比べると思った以上に配置換えによる音の変化(特に中低音)はあったようですが、余り気にならなかったのが少し怖いです。
改めて、こちらが今回の補正前と補正後のグラフの比較です。
補正前↓
補正後↓
実際に音楽を流しながら補正前と補正後を比較してみると、全く違います。
上で「KH80の音で気になるようなところがなかった」と書いたのが本当に恥ずかしいです。
補正が入るとフォーカスがきちんと合い、モヤッとしたものがなくなってとてもクリアになりました。良く言われる「音が見える」という感じです。
補正前グラフの120Hz~250Hzの盛り上がりが補正されているのですから、モヤッとした原因はここにあったのでしょうが、違和感を感じなかった自分が恨めしいです。
今回も改めて補正の凄さを実感できました。
部屋の配置換えはもちろんですが、置いている物でそこそこの大きさの物を変えた時は少し面倒でも補正を習慣付けることにしました。
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