最近、つくづく思うのは
「自分のギター力と英語力は同じだなー」ということなんです。
一般的に英語は中学の3年間、高校の3年間、更に大学や社会人になってと、少なくとも10年近くは学ぶと思うのですが、私も大体10年以上、英語の勉強をしたと思います。いや仕事の関係上それ以上やったと思います。
でも、英語のニュースはもちろんドラマや映画も、ほとんど理解出来ません。どちらかと言えば何も勉強したことのない韓国ドラマの方が理解出来るかもしれません。
英語の勉強をサボってたから、ということなら良いのですが、その逆で受験勉強以外にも、コツコツ単語を覚えたり、学生時代には翻訳養成講座だったか、教材を買って添削してもらう(当時は通信教育と言ってました)のもやってましたし、アメリカ人の先生とマンツーマンで英会話のレッスンを受けたりもしました。
にも拘わらず、今の自分の英語力はガッカリというか情けないのです。英語に接して40年以上になるのに、もう少し何とか出来るはず。
それと全く同じことがギターにも言えます。
以前にも書きましたように、ギターは趣味とか遊びとは少し違った、もっと生活寄りのスタンスで取り組んできましたし、私はギターそのものよりも、演奏することが楽しいので、練習も身になっているかどうかは別として、ちゃんとやる方です。
教則本やビデオ、DVDも買って練習したり(これは英語の翻訳通信講座)
日々の基礎的なフィンガリングの練習、(これはコツコツ単語を覚えることでしょうか)
オンラインレッスンを受けたり、(これはマンツーマンの英会話レッスンですね)
英語のニュースやドラマを理解することは、ギターなら色々なジャンルに合わせて自由にアドリブするような感じでしょう。現在はお決まりのペンタを使ったお決まりのフレーズでアドリブらしきものをやる程度・・・
考えてみれば、ギターも英語と同じような練習で、同じような成果なんです。
このブログのタイトルである「還暦までにギターを攻略する」ことを実現するためには、もう少し練習のやり方など根本的に考え直さなければいけません。
何度も練習していると弾けるようになってはくるのですが、それはただ慣れただけで、上手くなった訳ではないのですね。
— ぎそり (@guitholic) 2021年6月15日
思考が伴わないと巧くはなっても上手くはならないと、やっと気づきました。
自分で書いておきながら『思考が伴ってなければ上手くはならない』
今更こんなことを痛感しているのです。