還暦~古希までにギターを攻略する

還暦までにギターを弾きこなす予定でしたが、古希までにはなんとか。

ギターの弦 09か10か迷ったら

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弦のゲージの話ですが、ずっと09のゲージでやってました。今まで、1,2度10の弦を使ったことはありますが、それはスタジオなどで突然切れて、偶々10の弦しか置いてなかったからとかで、自ら積極的に10を選んだことはありませんでした。

「太い弦を張った方が、ピッキングしやすい」って話を聞いたことありませんか?
私は何度となく聞いたことがあったのですが、そんな09が10になったくらいでピッキングがしやすくなる訳ないやんって思ってました。

物理的にに考えると、細い弦の方が振動(振幅幅)が大きくなるので、ピッキング直後の振動の収まりは太い弦の方が速い感じはします。そういった意味ではピッキングのし易さというより、右手でニュアンスが付けやすいかもと想像は出来ます。

ただ、そうだとしても、その事と引き換えにチョーキングはし辛いわ、Fコード的なものも押さえにくわ、とにかく弾きにくく指が痛くなるので、この歳になってギターを再開した上に手が小さい私は08でもいいんじゃないかと思うくらいでした。

そんな時、とある方が「10にした方がいいよ。まず音が良い。それに慣れてしまえば問題ないし、逆に10のギター渡されたらどうする?」こう言われるのです。
うーん、10のギターを渡される状況が私にはありませんが、確かに10に慣れてしまう程、長期間弾いたことありますか? と言われれば、せいぜい1週間程度しかありませんでしたし、まず「音が良い」っていう言葉に妙に説得されたのでした。

と、言うことでアニーボールのレギュラースリンキーに替えました。10-46です。

アニーボールと言えば、その昔ヤングギターか何かの記事でリッチーブラックモアがアニーボールを使っているって書いてて、あー、使ってみたいなーと憧れたものです。当時(40年位前)、近くの楽器屋にアニーボールなんて置いてるはずもなく、せいぜいヤマハギブソン。しかもギブソンはアコースティック弦だったんです。

で、10に替えて良かったのか?
丁度2か月前に替えて、まぁまぁ慣れて来たのでは? と思います。

ピッキングしやすくなった? それは分かりません。
というのもピッキング自体を今までとは変えてしまったからです。
全く検証になっていなくて情けないところです。

チョーキングはしにくいです。というかチョーキングをすることが減りました。が、09の弦を張ったギターを弾くと、おっ!っていう位、楽々です。
楽になって感じるのは、チョーキングした時の音程が安定することです。当然大きなヴィブラートもやり易くなります。

音は結構、変わった気がします。特にクリーンで。音の太さというのもですけど、それより軽く弾いた時の立ち上がりが違うのが分かります。

こうやって考えると10にすることのメリットの方が大きいので、これからは10をメインとして、1本くらいは09にしようかなと思っています。
そもそも弦の太さというか痛さの問題で、私はアコギがあまり弾けなかったし、興味も無かったんですが、10に慣れてくると不思議なものでアコギも手に取るようになりました。そもそも10がツライなんて言ってたら、アコギなんて弾けないですよね。

普通は10で弾かれている方が多いとは思いますが、もし私のように指が痛くなるとかチョーキングがしにくいからといった理由で09から10にするのを躊躇っている方がいらっしゃったら、1度10にされてみることをお勧めします。最低3ヶ月くらいは、そのギターばかりを弾いてみてください。慣れればこっちのもんで色々メリットがあります。


1年後の続きはこちらで ↓

guitholic.hatenablog.com