還暦~古希までにギターを攻略する

還暦までにギターを弾きこなす予定でしたが、古希までにはなんとか。

ギターからDTM?

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30代になっても積極的にギターを弾くことはなく、次第に音楽を演奏することから音楽を聴くことに趣向が変わりつつありました。
というのもオーディオ用の真空管アンプに興味を持ったことで、オーディオの世界にどっぷりとハマって行ったのでした。


その頃は全くギターに関心は無く「とにかく良い音を聴きたい」とそれだけを必死に求めていて、そこらじゅうのオーディオ店を巡り、憧れのオーディオ機器があると聞けば、知らない人の所でも誰かの人づてにその音を聴きに出向いたり、中古レコード店を片っ端から貪ったりしながら30代の半分が過ぎていきました。

 

そのオーディオ熱も「結局、部屋が良くないとダメ」という結論に達し・・・
いや普通に考えたら部屋の大きさと響きがとても重要であることは、クラシックのコンサートなどを思えば当たり前のはずなんですが、溺れている最中にはそんなことは分からなくなっていました。
が、そのことでまた音楽をやり始めることになりました。

 

音楽といってもギターではなくDTMでした。
20代に興味を持ったものの続けられなかったコンピューターミュージックでしたが、再びDTMとして始めることにしました。
10年以上の年月は大幅にソフトやハードの音質を向上させていて、とても驚きました。あー、もうコレ本物要らないんじゃ?と10年前の事を思い出しながら音を聴いた記憶があります。
今聴けば「うーん?」って感じはあるのですが、その時は特にドラムの音に感激したものです。

そのうち少しずつ機材を揃えていきつつ、DTMの沼にどっぷりとハマっていきました。
やはりメンバーがいつも居るってそれだけでも有難いのに、言ったとおりに文句も言わず演奏をしてくれる(それしか出来ないとも言いますが)。いや素晴らしい。

DTMはコピー物ばかりをやっていて、ただ、いくらハードやソフトの進歩で音質が向上したと言っても、ギターに関しては音質もイマイチで、チョーキングやヴィブラートの表現の打ち込みは面倒だったので、それなら自分で弾いた方がいいと思い、またギターを弾き始めました。
また、その頃(20年前)はインターネットもそこそこ普及していたので、ネットで知り合った人たちにボーカルをお願いしたり、ギターをコラボしたりして一時期はかなり気合を入れてやってました。この頃がギターライフの中で一番楽しかったです。

 

しかしそれも長くは続かず、今度は家庭環境が大きく変わり・・・で、いつの間にかパッタリとDTMをすることもギターを弾くこともなくなっていました。
こうやって30代後半のギターライフは終了しました。