還暦~古希までにギターを攻略する

還暦までにギターを弾きこなす予定でしたが、古希までにはなんとか。

もう1台がコレ Casio PG-300

カシオのギターシンセ PG300です。

これは30代に再びギターを始めた頃、当時良く通っていた楽器店に遊びに行ってた時、お客さんが「これ売りたいのですが」と言って売りに来たものでした。

音出しということで店長が弾いたのですが、その時の音の素直さにビックリして、カシオ? ギターシンセ? と全く興味が無かった自分も試奏させてもらい、思った以上にギターとしての質が良かったんですよねー。

付属品類が無いということで、買取金額は2万5千円でした。
お客さんが帰った後、店長に「これ買いたい」と言うと、そのまま2万5千円で譲ってくれました。いやいや有難いことです。

家に帰って音出ししてみたところ、本当にいい感じの音なんです。シンセ用のピックアップが付いているために、通常のストラトよりはピックアップが全体的にネック寄りに付いていることや、シンセとしてのハード部分があるため割と大きくボディが抉れられたりするのでストラトとは少し違った音ですが、それがまた良かったんですね。

どうやらこのギターもフジゲンが作っているのでは?という噂です。ネットでもフジゲン製と書いている人が多いですし、確かにギターとしての造りは良いと思います。

このギターはシンセとしても使えて、小さなライブに持って行くと意外とお客さんの反応が良くて、ちょいちょい活躍してもらいました。

ある時、車のトランクに入れたまま数日放置しておいたことがあり、その後シンセ機能が使えなくなりました。その頃は梅雨時というのもあって湿度でやられたのかも知れませんが、全く期待していなかったシンセ機能が思いの外使えたので、放置しなければなーと後悔した記憶があります。

それでもギターとしてはまだ使えますので、ギターシンセ系のボード類を全部外して弾いていたのですが、元の音より少し甘くなった気がしました。

機材が入ってる為コンターが無いので、弾いてると肋骨が痛くなるのが難点でした。