12月に書いたこの記事で
私が契約しているプロバイダがIPv6に対応したために、Alexaによる音声での照明操作が出来なくなったことを書いたのですが、2月10日現在、音声による照明操作はできるようになりました。
というのも私が契約しているのはBBIQ(ビビック)という九州の光通信サービスなのですが、BBIQは光通信だけでなく光電話(auおうち電話のような自宅の電話)も提供していて、その光電話を契約する際には専用のターミナルアダプター+ルーターのレンタルがされています。光電話の利用とルーターのレンタル料を合わせて550円という安価なので利用しやすいんです。
私は通信も電話も契約しているので、もちろんルーターもレンタルしています。
前置きが長くなりましたが、そのルーターをレンタル契約している場合にのみIPv6への対応が可能だった訳です。他社ルーターでは対応していないということでした。ちなみにレンタルされているルーターは富士通のiA201WL4というものです。
で、やはりAlexa(Echo Dot with Clock)による照明の操作がやりたいと思うようになり、2月に入った段階でBBIQのサポートに「IPv6になってから、Amazonデバイスが稼働しなくなったのでIPv4だけを使う方法を教えて」といったような内容のメールを送ったところ、私以外にも様々なところから「問題がある」と報告があったようで、
『富士通製のBBIQ光電話無線ルーター機器において、IPv6ご利用時に動作が不安定となる事象が確認されました。そのため、BBIQのIPv6ご提供開始を一時中断いたします。』ということがBBIQから公式に発表されました。
富士通製のiA201WL4ではないルーターのレンタルをされてる方はどうなのかは分かりませんが、そもそもBBIQのIPv6はPPPoE接続なのでIPv6になったところで我々利用者にはさほどメリットはないと思われ、それよりも今回のようにAmazonデバイスなどIPv6に対応していない機器にはデメリットでしかありません。
今は1GBコースで契約していますが、BBIQは100メガコースの時でもそんなに遅いなとは感じなくて、今回IPv6に対応したからといって速度は変わりませんし、逆にYoutubeなどを見ると再生をクリックした最初の方はくるくるが出て安定しなかったのでイヤな感じでした。
ということで2月8日にメンテナンスが行われIPv6が使えなくなりIPv4だけに戻りました。
ただ今までの設定のままではAlexaは反応してくれませんでした。なので、再度Alexaアプリからライトを検索して、改めて設定することで「アレクサ、ライトを消して」に反応してくれるようになりました。
こうやって簡単に書いていますが、実はライトを検索してくれずにかなり四苦八苦しました。
現在はPhilips Hueライト5つ、Philips Hueブリッジ、Philips Dimmer Switch、さらにIKEAのTRADFRI トロードフリも2つ使っていてこれがまたややこしい。
ルーターのリセットやPhilips Hueブリッジを何度もリセットして、その都度設定しなおして、またライトを検索して・・・
ルーターのリセットはともかくHueブリッジのリセットを行うと、いろいろ面倒なんです。そしてIKEAのトロードフリはHueアプリでは認識されるものの、どうやってもAlexaアプリで認識してくれない。
結局、AlexaアプリのスキルでHueブリッジとの連携を切っていなかったのが原因で、一度スキルを無効化してから有効化すると、今までが嘘のようにライトを検索してくれて、何事もなく音声でHueライトもIKEAトロードフリもコントロールできるようになりました。
いつもながらに、私は最後の詰めが甘いなと実感しました。
アプリの連携を切る 大事ですね。