還暦~古希までにギターを攻略する

還暦までにギターを弾きこなす予定でしたが、古希までにはなんとか。

鮎川 誠

もう年明け早々、JEFF BECKに続き鮎川誠ですか。
病気が公にされてなかったので当然ですが、テレビのニュースで訃報を知り力が抜けました。

高校時代にパンクバンドに無理矢理誘われて、その時に博多ビート(所謂めんたいロック)を知りました。私は高校に入学して最初に買ったアルバムがエレクトリック・サンの天地震動だったくらいなので、日本のロックというものに全く興味がありませんでした。
それでバンド仲間から、ルースターズザ・ロッカーズARBなどを聴かされても特にピンとこなかった、というかあまり聴く気にならなかったのですが、サンハウスを聴かされた時に何か違うものを感じました。そのサンハウスのギタリストが鮎川誠だった訳です。
サンハウスを聴いているうちに、段々とパンクや日本のロックも聴くようになり、最終的にはG.I.S.MやTHE COMESなどのハードコアパンクも聴くようになりました。

そういった意味で鮎川誠は音楽ジャンルを広げてくれた人でもあります。

鮎川誠もギターのニュアンスをコピーしにくい人でした。
やってることは簡単そうなのに、間が違っててなんか似ないんですよね。
まぁ、テクニックなんかよりハートで弾く人だったので、そりゃ難しいとは思いますが。
本人の意向かエンジニアの意向なのかは分かりませんが、ギターの音色も凝ってるんですよね。

鮎川誠が語る音楽の話は、聞いてるこちらが幸せになるんですよね。いつまでも聞いていたい。本当に音楽が好きなんだなというのが伝わってくる。何かに対して悪口というか悪いようなことを言ってるのを聞いたことがありません(実際はわかりませんが)。

2015年にはシーナ氏も他界され、先日は高橋幸宏氏も
寂しくなっていきますね


心よりご冥福をお祈りします