サブウーファーから音が出て一安心して、少しボリュームを下げようとステアリングスイッチを押したら、あら? 音量が全く変わらない。
あら? 曲送りも反応しない。 ん? ステアリングスイッチが全く反応しない。そんなバカな。
慌ててディスプレイオーディオの配線をチェックします。
ステアリングスイッチのケーブルを何度も挿し換えてしっかり付け直しました。
他にコネクタ類の外れがないかも入念にチェックしました。
今度こそは大丈夫だろうとやってみるも、何度やってもステアリングスイッチは無反応です。
『確か、ステアリングスイッチって学習させる必要あったんじゃ?』
我ながら凄いと思いました。こんなことを覚えてたなんて。
もうこれで大丈夫でしょう。再学習させようとPVH-9300DVSZSの設定画面を開いてみると「ステアリングリモコン設定」の項目がブラックアウトされてる・・・ なんで・・・
やっぱステアリングスイッチが認識されてない。完全にやってもうた状態です。
この後30分くらい格闘しましたが、どうしようもないのでパイオニアのカスタマーサポートセンターに電話しました。
ただサポートに電話したところでなかなか繋がらないわ、繋がったところで「再起動してください」みたいなありきたりの返答が普通なので期待はできません。
対応に出た女性オペレーターに今迄の経緯を話すと、半ば分かり切ったように「ソースをオフモードにして再度やってみてください」と言われました。
『そんなことくらいで認識するわけないやん』と内心思いましたが「わかりました。オフにしてもう一度やってみます」ということで電話を切りました。
しかしこの女性オペレーターは素晴らしくて、何を尋ねても即座に的確に応えてくれました。仕事とは言え今までカスタマーサポートにこんな詳しい人居た経験がありません。
ということで言われた通り、ソースをオフモードにして再度設定画面を出してみました。
おーーーー! 「ステアリングリモコン設定」が光り輝いてる。
ありがとうオペレーターさん。期待できないとか思ってごめんなさい。
早速、学習しなおしました。
いやー、なんということでしょう。
思い通りにステアリングスイッチで音量や曲送りができます。当たり前のことなんですけど、苦悩の1時間があっただけに喜びも一入でした。
TS-WX140DAは問題なく動作し、ステアリングリモコンも治り言うことなしです。
この日はとても暑い日でしたが、エアコンもつけず閉め切った車中(蚊が怖いので)での作業で、無事に作業を終えたのが何よりでした。状況を考えると熱中症になってもおかしくなかったです。
もしスズキ純正のPVH-9300DVSZSをお使いでサブウーファーを付けたいと思ってるけど、ちょっと面倒だなと躊躇してる方、配線に関しては既にDSPやアンプ等で使っていなければ、余りの分岐線があるので簡単に取り付け出来ます。(TS-WX140DAのようにナビ裏から電源を取れる製品に限られますが)
60歳超えたジジイはステアリングスイッチで迷走しかなり時間がかかってしまいましたが、それさえ無ければ簡単だったと言えるので、若い方なら楽勝だと思います。
とにかくステアリングスイッチが使えなくなったら「ソースをオフモード」にして再学習です。※マニュアルにしっかり書かれてるんですけどね。
今の所、この設定でいい感じに聴けています。
フロントスピーカー:カットオフ 100Hz スロープ -24dB/oct
サブウーファー:LPFオフ
TS-WX140DAのリモコン設定はこんな感じ。
GAINとFREQ.はまだ調整中ですが、位相に関しては私の車では絶対にREVが良くて、EQはDEEPが良かったです。
今まで車にサブウーファーは付けたこと無いし必要無いと思っていました。
しかしなぜか気が変わって、今回サブウーファーを取り付けてたのですが、その効果に素直に驚いています。いやー早く付ければよかった。低音が体感できるんです。素晴らしい。
サブウーファーなんて要らないと言っていた頃の自分に説教したい。
もちろんもっと良いサブウーファーを取り付ければ更に良い体感ができるでしょう。
もっと他の事もやりたくなってきました。