IK Multimediaより先月追加されたTONEX Editorに続き、またTONEX PEDAL、TONEX ONEユーザーにとって嬉しいアップデートがありました。
ver 1.9.1となるアップデートで、これにはFactory Content v2により以下の物が収録されています。
TONEX PEDAL
・115種の新規 Tone Model による、150種の新規プリセットを追加
・クリーン、ドライブ、リードのトーンに瞬時にアクセスできる A/B/C レイアウト
・30バンク:クラシックなクリーンからハイゲインまでカバーする、アンプとキャビネットのプリセット
・5バンク:TONEX FX をメインにした使用した FX プリセット
・5バンク:外部 IR やパワー・アンプとの連携に最適なアンプ単体プリセット
・5バンク:新規オーバードライブ/ディストーション・ペダルを使用したストンプボックス・プリセット
・5バンク:あらゆるベース・スタイルに対応するベースアンプ & ペダルのプリセット
TONEX Mac/PC版
・TONEX MAX:106種類の新規 Tone Model とリニューアルされた9種の定番 Tone Model を追加
・TONEX、TONEX SE :20種類の新しいTone Model を追加
TONEX ONE
・20 種の新規プレミアム Tone Model / プリセットを追加
・TONEX Editor を使用して簡単にカスタマイズ可能
いつものようにアップデートするとソフトウェアとともにファームウェアもアップデートされました。
早速プリセットをいくつか試してみたのですが、去年末にアップデートで追加されたFX類も使用されていて、かなり良くなっています。アップデート内容に明記されていないので気のせいとは思うのですが、なぜか音が良くなった気がして特に軽くドライブがかかったアンプや、ハイゲイン系のアンプの音がとても楽しいんです。
AINTALKはもちろんVan Halenのアレで、今までプリセットにリバーブ以外の空間系エフェクトがなかったTONEX PEDALにはとても新鮮です。
※注意点として、新しいプリセットをロードすると現在のプリセットが全て上書きされるので、現プリセットをバックアップをしてから、ロードするようにと注意書きがあります。バックアップ後をすれば新プリセットをロードした後でも、旧プリセットに戻すことは可能とのことです。
空間系エフェクトやTONEX Editorが発売当初から含まれていれば、もっと売り上げは伸びたでしょうが、最初から無いことが分かった上で購入した私にとっては、アップデート毎に付加されるプレゼントに「IK Multimediaさん、ありがとう」となってしまうのです。
空間系エフェクトの追加も私にとっては十分なものでしたし、TONEX Editorについては今までの手順を考えれば「神」としか言いようがありません。さらに今回のプリセットの追加となると、今後の新製品にも注目せざるを得ません。